長引く関節の痛みの代表は腰痛やひざ痛です。
下肢帯の関節(股関節、膝関節、足関節)と上肢帯の関節(肩関節、ひじ関節、手関節)と脊柱(脊椎椎間関節、腰仙関節、仙腸関節)を総称して関節の痛みといいます。
炎症の5大兆候は次のような症状です。
1、発熱
2、発赤
3、腫脹
4、疼痛
5、機能障害
ひざに水がたまるいわゆる、外傷性滑膜炎や血液がたまる関節血腫という症例があります。
整形外科を受診すると水(滑液)や血液を注射で抜き薬を入れます。
ひざの注射を大別すると次の2パターンです。
1、膝関節が緩いケースはヒヤルロン酸
2、膝関節の拘縮が酷いケースはステロイド
薬は1万数千種類ありますが、医者が頻繁に使用する薬はわずか200種類ほどなので、スマホで自身の症状をや薬を検索することで患者さん自分の病気に関してはは本当に知識があります。
一方で簡単に答えを得られるようになったことの弊害もあるのです。
それは自分の頭で考えることをしなくなったという事です。
残念ながらインターネットであられる情報の90パーセントはゴミです。
自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自分の意見を言うことができる人は真の教養人です。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という諺があります。
私自身、世界史や日本史の分厚い本を7冊以上読読んで少しは知識があるようになった気になっていました。
ところがインフラストラクチャーの専門家である、武村公太郎先生(河川の専門家)、大石久和先生(道路の専門家)の国土学の視点から見た歴史の本を読んで、まさに目からうろこが落ちました。
国土から見た歴史という考えに初めて触れて日本人と日本人以外の国民の違いが本当に勉強になりました。
今までの歴史学者の視点とは違う考えに触れたことは本当にありがたいことです。
ご興味のある方は大石久和先生の「オンライン国土学ワールド」をご覧ください。
ご存じのように日本は災害死が多い国です。
一方で日本以外の国は紛争死が多いのです。
この違いを知ることは日本人の考えと日本人以外の考えを知ることになり、これからの人生に大いに役立つことになるでしょう。
日本人はタンパク質を海、山、郷の自然から頂いてきました。
一方で日本以外の民族は家畜から摂取してきたのです。
明治乳業の名前の通り、牛乳を初めて飲んだのは明治時代です。
したがって今でもおよそ3割の日本人は牛乳を飲むと下痢してしまうのです。
反対に外国人は牛乳で下痢をする人はほとんどい、ノリを食べると下痢する方が3割なのです。
つまり長い年月の生活習慣で同じ人間でありながら、牛乳やノリが消化できない方がそれぞれ3割いるのです。
また紛争は情報を集め分析することができるのに対し、災害はそれがほとんどできません。
したがってルールを変えなければ生き延びることができない民族とGHQが作った憲法を80年間変えない民族の違いがあるのです。
このように視点を変えて歴史や経済、哲学、心理学などの学問を学ぶことで、予防改善の基礎が学べます。
このことは関節を健康に保つうえでも必ず役立つはずです。
死なない人間はいません。
同じように必ず関節の痛みを万人が経験することになるのです。
したがって重症になって人工関節置換術を受けることを避けるためには、全身の関節の保守点検を受けることがベストな選択なのです。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
正常ではすべての関節に8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能が備わっているのです。
この機能の保守点検システムが私が考案した「関節ニュートラル整体」なのです。
大切な事なのでもう一度繰り返します。
長生きするとやがてすべての人間は関節の痛みを経験することになります。
何よりも大切なことは関節の痛みを重症化することを未然に防ぐ知識を学び、定期的にメンテナンスを受けることです。
予防に勝る治療はないのです。